旅行・地域

2010年5月17日 (月)

皐月 15日(土)

快晴。陽光のクリアー感が高まると、照らされた全ての物は光の物質と化し、生き生きと見えてくる。光そのものが物と同化して、全ての生き物に力を与えてくれているように感じる朝の散歩。特に樹々の緑が日に日に強い輝きを放しだしている公園は、暖かさと共に、元気な高齢者が増えてきている。みんなお元気に周回道路をジョギングや速足で健康を各自が維持している姿を見ると少子高齢化社会がこの国の福祉政策の根幹を成してきていることが分かる。一方、先日出勤途中に若い人たちが80mぐらいの行列を作っているのに出くわした。何の行列かなと思い行列の先を見たら、パチンコ屋の開店を待っている行列であった。歩道上に座り込んでコンビニのお弁当を食べているもの、ズレパンでタバコを吹かして大声で何が楽しいのか騒いでいるものと、それぞれが開店を待っている姿は、小生の生理的なものかもしれないが、どう観てもこの手の若者がこの国の将来を支えていってくれる人々として期待は出来ないと感じたし、とても同じ国民として恥ずかしかった。人は社会ののかで自分を美化する美学を感じなくなったとき、人間の根本的な尊厳がなくなっているのではないかと考える。いい若者が朝早くからこのようなところでたむろしている現状にこの国の美学の衰退を強く感じた。美学はコンプレックスと対を成していると思っている小生にとって、彼ら若者には自分を美化する力となるコンプレックスというものがないのだろうなと思ったりして、変に羨ましくなったりもした。

朝一番で奥沢の住宅の地鎮祭に愛車で行く。その後事務所に戻り、昨年完成した綾瀬の住宅の取材撮影にスタッフのS君と立ち会う。カメラマンが著名なF氏で有ったのには、びっくり。雑誌ではしょっちゅう拝見しているが、撮影現場でご一緒するのは15年ぶりぐらいではないかと思う。びっくりした。お天気も良く最高のコンデションでの撮影で、きっとすばらしい紙面が構成されることでしょう。事務所に戻り書類を整理して帰宅。夜はW家でMゲームを楽しむ。

歩行数 9298歩 走行距離 18.7㌔ 紙媒体がどんどん消えていく、建築専門誌、雑誌が廃刊や休刊、隔月刊になって、我々の作品の成果を皆様に知っていただく機会が少なくなることに悲しさを感じている。HPが仕事を知っていただく上でますます重要度をましてきていると思った一日。