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2013年10月 4日 (金)

神無月 01日~03日  消費

ついに消費税が来年4月から5パーセントから8パーセントに上がる。デフレ脱却の最中なので少し上向いてきたと騒がれている景気が腰折れしなければ良いがと懸念する声も聞く。我々庶民には景気が上向いてきていると言う実感より、物価が少しずつあがってきているほうが、日々の生活の中では実感できるし、厳しい。と感じることは、貧富の差がまた一段と著しくなってきていると言うことなのだろう。近い将来、私のような低所得者にとってはデフレより怖い、増税を含めたスーパーインフレになってしまうのではないかと危惧する。団塊の世代は今年から年金生活者になったので物価が上がるのはとても痛手である。その上年金の支給額が段階的に減らされるとも言われ、ダブルパンチの厳しい社会になりそうだ。せめて最低限食品には消費税率を他の先進国のように低く抑えてほしい。それと消費税を上げるなら、国民に約束した、議員の定数削減を早く実行してほしいが、一向にその気配はないし、メディアもそのことに触れない。このようなメディアが果たすべきことがきちんとできないほどに、低俗な番組作りに躍起になっている浅ましさ。

10月に入り、伊勢神宮では20年ぶりに遷宮の儀式が執り行われている。一度新旧二棟が建っている間に観に行かなければと思い、今月の中旬に企画してみた。室生寺、当麻寺、長谷寺、飛鳥など廻って赤目温泉に泊まる一泊二日の旅、4人の建築家と。

さて今年も残すところ、3ヶ月、未来に向かってやるべきことが多すぎるにしては月日の流れは速すぎる。この未来図のほとんどが難航極める交渉ごとなので時間もエネルギーもかなり費やさなくてはならない。その上交渉相手が、この未来図の世界観を理解できないほどに考えが硬直化し、劣化しだしているので厄介なのである。複雑に絡まった糸は、丁寧に解していかなくてはその道筋は益々絡み合い固まってしまう、時には糸の何本かを切断して絡み合った糸を解し易いように決断しなくてはならない。その勇気と決断が求められる。しかし哺育器から今だ出られずに居心地の良い空間でおしゃぶりを貪っている図体の大きな輩達は、この空間と居心地が最上だと思っているから始末に終えない。さて、どうしたものか。くたびれるが暫く頑張ってみるしかない。結果を気にせづに。

横浜の現場、定例打ち合わせ。工事は順調に進んでいる、11月末の竣工が楽しみ。修士論文で世田谷区役所を取り上げた、東京理科大の学生と指導教官が来所。現在区庁舎が改築問題で置かれている状況と経緯を聞きにくる、90分ほど意見交換。都市整備方針会議、傍聴。これから先、20年を見据えた世田谷区の整備方針を決めているのだが、その先30年、50年とこの国の人口減少に対する議論が、まったく出てこないのは何故なのか不思議。この20年の計画は30年50年先の現象に対する布石となるべき計画でなくてはならないはずである。それが基本。それと「区民参加の街づくりがこれからは重要である」と書かれているが、具体的にどのように区民が参加できるシステム作りがされていくのかはまったく書かれていない。公共施設の利用でも細かな規則で縛り付けていて、区民が積極的に参加して新たな使用形態を考えても、規則が障害になり頓挫してしまう。このような規則を撤廃して、区民の自主的管理の下、街づくりの新たな姿を模索して行くようなことぐらい、20年先を見据えて構想してほしい。ここでも前例、先例、クレーマーの意見尊重が優先上位概念として捉えられている。これでは区民参加の新しい姿は作れない。もう少しイマジネーションを働かせクリエイティブな事をやろうよと帰宅の夜道で叫ぶ。

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