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2013年1月31日 (木)

睦月  30日(水)  体罰

晴。朝の日課を終えのんびりと事務所に出て、K計画のスケッチをまとめる。

夕方L社の研究会に行く。2時間終の棲家の議論。老後どのような空間で夫婦が過ごすかは老いも含めた住環境のあり方を示して行きたい。特別な事はしなくても良いが多用な状況に対するスタンダードは建築家として示しておきたい。

帰りに銀座の一穂堂によって気になった写真家の個展を覘く。どうも個展を覘くと一点買ってしまう癖が有るので、家の壁は有名な方の作品はないが無節操に飾られている。この作家のことは書かないが、日本より先にアメリカで認められた若い作家である。この思わせは是非観に行ってほしいからである。(銀座黒木実建築研究室-8-17伊勢伊ビル3F)平面構成に感覚の冴えがある作家ではないかと私のかってな素人評価です。

体罰問題がいたるところで噴出しだしてきた。言葉の指導と精神論若しくは肉体に刺激を加えることによる精神の高まりを求める指導。さてさてどうしたものかで有る。根本には日本的な歴史の中で培われた精神修行が有るような気がする。滝に撃たれる、護摩修行、座禅、断食といったあらゆる精神修行というたぐいの荒行の変質が日本的体質としてDNAに擦り込まれてしまっているのではないだろうか。そこには人間の基本的な究極の武器である言葉が、稚拙化し、若しくは語彙を論理的に相手に伝える能力の未熟さ劣化が影響しているのではなかろうか。言葉より先に手が出てしまう。残念だが一部の指導者の中にはそのようにしか自分の言いたいこと、やってほしい事、覚えてほしい事、そして愛情の示し方が表現できないのである。突き詰めていえば、教育の問題なのである。学びの中で議論し合う教育を受けてない事の現れである。若しくは本を読む量が足りてないとも言える。いずれにしろ暫くはマスメディアが大騒ぎするだろうから。冷静に日本人の精神文化を考える良い機会だと思って外野から観戦している。私も言論未熟者なので口より先に手が出るタイプであるかもしれない。よって良き指導者になれないだろう。

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