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2012年12月14日 (金)

師走  13日(木)   逃避  

晴。朝一番昨日のクロス職人がこの仕事はできないと言って、道具を引き揚げるといっていると工務店の社長が言ってくる。呆れる。今から他のクロスやさんを探し、材料を発注していたら年内引き渡せないと泣きつかれる。前代未聞。お施主さんに電話を入れ事情を説明して変更をお願いする。「黒木さんに任せる」と言われるので、しぶしぶ変更に応じる。情けないの一言。先日の神田の現場監督の情けなさと質の違う情けなさ。建売や、メーカーの住宅ばかりやっている職人さんは、匠の技を覚えることなく、オートメーション機械のごとく仕事をこなしていくものづくり屋になってしまうのかと思うと、この国の行く末が思いやられる。朝から不愉快。

K邸の確認機関の完了検査に立ち会う。こんなに長く完了検査を受けたのは初めて。約80分。全ての寸法を計り、チェックしていく。階段の手すりが壁の仕上げが終ってないのでまだ付けていなかったら、違反建築だと言い出す。工事が終ったら、写真提出しますというが、首を縦に振らない。なんだかんだ言いつつ最後にやっと完了検査の報告は確認機関に挙げておくからメールで写真を送れと言ってしぶしぶ帰る。午前中も不愉快。カネを払ってこれほど疑いの目を持って検査をされたのは始めて。これには工事中にクレームを言い続けた近所の人が、役所へ検査を厳しくするように申し入れが会ったのではないかと推測してしまうほど細かなところまで見ていく。ふざけんな。

午後、ザ・ハウスで新規のお施主さんとお見合い。国際弁護士の若い方で、愉しく90分のお見合い時間を過ごさせていただきました。少し気分が晴れる。これで無事結納となれば、午前中の二つの不愉快な事から気分は晴れるのだが。

事務所に戻り、「建築士事務所法」検討委員会の資料が届いたので目を通し、資料を通読する。

ふにゃふにゃになっていく社会の在り様、一方では歪み、硬直、劣化した体制。一体この先どんな社会が生まれてくるのだろう。希望か失望か・・・。

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