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2011年4月18日 (月)

卯月 18日

 東日本大震災の影響で、首都圏を中心に繁華街のネオンが消え、経済活動が沈滞ムードに包まれる。一方で、節電が暗さに対する日本人の意識に変化をもたらしている。「陰影」という日本建築の概念に光が当てられ、夜の暗さを再評価する機運が出てきた。「東京の夜はこれまで明るすぎた」-。そんな自戒の念が聞こえてくる

友人のお嬢さん(在イタリア)が菅首相と枝野官房長官に今回の震災を踏まえて、諸問題の分析と提案書を送ったとの知らせと報告書を届けに来てくれた。全ては載せられないので、タイトルだけお知らせしたい。上記の「東京の夜はこれまで明るすぎた」と共通する現在の国民の思いではないかと私は思うのと今までの生活のあり方を自らに自戒を込めて。

諸問題の分析

〇幅広い視野で物事を見る人材が必要。

優秀な専門家は数多くいるが、芸術家が法律や工業に精通するような良い意味で「曖昧な」人材が日本には少ない。

〇ハイテクを推進し過ぎ

 ローテクでも充分生活できる。修理がし易い。

〇資源利用の抑制

 暖房や冷房の為の電気が必要なのではなく、冷暖房設備がいらない建物

〇国民の健康を考える

 癌医療の発展を考えるより癌の原因になる公害や毒物の発生や禁止を検討する

〇ライフスタイルの変革と自給自足社会の構築

このまま有限な資源の奪い合いをしていると最後は戦争しかない。

日本には雨や太陽、風,、木、土という資源が豊富ではないか。

〇盲目的な資本主啓蒙の再思考と経済発展の見直し。

 豊かでクリーンな自然が(大気、土地、水、太陽)が人間のプライオリティーなので有る、  原始に戻るのではなく、新しい社会の構築である。

提案

1 ゼロ・キロメーターのシステムの構築(流通、移動にかかるエネルギーの構築)、

2 工業よりも農業を重要視すること。(国内自給自足率100%農業の保護と安定)

3 オータナティブ・エコノミー(地域交換交易システム)の基盤の確立

4 数値に基づいた持続可能なクリーンエネルギーの選択と計画

5 無駄な消費、需要を抑える政策

6 国民が生存する上での最低限の人権保障

7 国民は勇気を持ちできるだけ早い目処(2020年?)ですべての原発を閉鎖すること。

以上。それぞれの項目に200字から400字の文章がついていてここでは省略しましたが、明日の日本に向かって貴重な国民からのメッセージだと思います。この未曾有の震災は「この国のかたち」を根本から一人一人が自らに問いかけ未来の姿を政府に伝えて行くべきではないかと考えた。

一ヶ月近くブログから離れて世直し活動の準備をしていたがやっと開放された。春のウキウキする気分も原発や余震で沈みがちになっていたが、我家の庭のハナミズキの花も今年も変わりなく咲き出し、新緑が芽吹きだし、新たな勇気を与えてくれている。63歳。この年の春は私にとって生涯忘れることのできない春になった。古希に向かっての新たな一歩になるようにしっかりと歩んでいきたい。ちょっと感傷的な文章で終える。 

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