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2010年11月10日 (水)

霜月 9日(火)

晴。突然強風が吹き出し、庭のハナミズキの紅葉した葉が庭に落ち、舞っている。南風なので木枯らし一番ではない、午後にはおさまったが、北日本には強風、落雷、竜巻の注意報が出ている。今年の暑さで養殖のカキ、ホタテが壊滅状態の地域があるようだし、鮭の溯上が極端に少ない川があるとのこと、一方、3月ごろの遅霜で柿の芽にダメージが残り、秋になっても実がつかづに出荷量が例年の1/10という地域もあるらしい。何度も書いているが地球がおかしくなってきてると思うが、専門家からは危惧するメッセージが聞こえてこないのは、今年だけの一過性の出来事なのだということなのか。山に食べる木の実が少なく、腹をすかした熊たちが、人里に下りてきて餌を漁っている。腹が減っては冬眠ができない。可愛そうに。

午後、衆議院第一議員会館に街づくり基本法のシンポジウムにいく。国会議員が15名ほど参加していて、この法律の感心の高さをうかがい知ることになる。建築基準法ではもはやこの国の景観が守れないということが、やっと国交委員会に所属する議員達にも分かってきたらしい。隣の国、韓国では2年前に建築基本法を2年間でまとめ上げ、成立させている。わが国では6年かかってもいっこうに先が見えない状態である。何が違うのだろうか。イタリアでは憲法のなかに建築、景観は国の掛け替えの無い財産であり、後世に伝えていかなくてはならないと書かれている。フランスでは景観、建築法がきちんとあり、文化としての貴重な財産であることが書かれている。わが日本とは歴然たる考え方の違いがある。社会の空間は国民共有の財産であるという意識が、まったく違うのである。日本では土地の私権が強く、周囲の環境や景観に対してあまりにも無頓着に考えすぎている。一種の空間独占欲が無秩序な今日の景観を作る事になってしまっている。大きな変革なくして日本の景観の回復は無い。再認識したシンポジウムであった。                歩行数 9366歩 走転距離 5.4㌔

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