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2010年8月 7日 (土)

葉月 6日(金) 広島に原爆が投下された日  次女の誕生日

快晴。留まるところを知らない連日の猛暑。さすがにバテ気味。

お昼にかけて入谷のC/T邸の現調にスタッフのS君と行く。C氏は3代続く下町の魚屋さん。しかし周囲がS不動産の地上げにより大きなオフィスビルが建ち、ビルの谷間の魚屋さんになってしまった。始めてお伺いするのだが、入谷の駅から5分ほど歩き着いた。第一印象は、下町の魚屋さんの風情がビルの谷間だが強く残っていて、小生にはとても素敵な小さな空間を感じた。まだ周囲の住宅の人が夕方になるとお見えになると言う、その話もとても嬉しく聞いた。だが残念な事だが、お嬢さんの家族(お孫さん男の子2人)とご一緒に住むことに成り、お店を閉じてリフォームをすることに成り、小生の事務所に依頼の話がきた。複雑な心境。お昼を今朝、築地で仕入れてきたネタでお刺身をご用意していただき、頂戴する。新鮮なお刺身の甘さと食感がやはり素晴らしく。このところすし屋のネタの悪さに(高級なすし屋は違うのでしょうが)少し刺身嫌いになっていたのだが、刺身って本来これだよなーって、唸る。日本の刺身の美味さを思い出す。お婿さんのT氏も、会社帰りに一杯やるときは最近は日本料理屋に行かずに焼き鳥屋が多くなったと言われていた。刺身に対する舌が肥えてしまったようだ。羨ましい。今年の夏のベスト5に入る清涼感かもしれない。どうしてこのような清涼感が一般的ではなくなったのだろうか、地上げされた周囲の高いビルを見ながら、元凶はこいつらだよなと決める。結局はビジョンなき資本主義の量的都市を目指した計画に、根本が有るのだが、良き下町の人情と風景が消えてしまった。そして下町の味も徐々に食卓から消えようとしている。

14時帰所。夜JIA保存再生部会に行く。前川国男設計事務所の橋本代表をお招きして、前川先生亡き後の、数々の作品の耐震改修、補修、保存、増築の仕事を紹介していただく。前川先生の精神を残しながら、クライアントの要望にいろいろな技術を屈指して手掛けられている仕事にこれからの近代建築の存続し使われていく明るい道が引かれていると感じた。とても良い勉強会でした。

久しぶりに友人の建築家達に会ったので、2次会まで身体の調子を気にしながら付き合う。さすがにアルコールは飲み過ぎないようにした。

帰宅24時。 歩行数7548歩 走転距離 5.4㌔  明日は立秋。夜になると以前より風の感んじが、変わってきているような気がする。

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